この記事の想定読者
- ハローワークで求職登録をしたいと思っている方
- 求職登録の方法の詳細を知りたい方
ハローワークを上手に活用するためには、求職登録が欠かせません。
求職登録を行うと、ハローワークの各種サービスの利用が可能になります。
- 窓口での職業相談
- 紹介状の発行
- 求職登録者限定求人の閲覧
- 求人の応募状況の確認
- 各種セミナーの受講
- 公共職業訓練・求職者支援訓練の受講
この記事では、ハローワークでの求職登録方法について以下の3点から解説します。
- 求職登録とは何か
- 窓口・ネットからの求職登録方法
- 窓口・ネット登録のそれぞれのメリット・デメリット
ぜひ最後までご覧ください。
ハローワークを初めて利用する方は、以下の記事を参考にしてください↓
ハローワークの求職登録とは
ハローワークの求職登録とは、住所・氏名・年齢・希望職種・就業時間・休日・所持免許・資格・経歴など、仕事探しに必要な情報の登録作業です。
求職登録を行うと、ハローワークの各種サービスが利用可能になります。
- 窓口での職業相談
- 紹介状の発行
- 求職登録者限定求人の閲覧
- 求人の応募状況の確認
- 各種セミナーの受講
- 公共職業訓練・求職者支援訓練の受講
ハローワークを有効活用するためには、求職登録は欠かせません。
求職登録・登録後の各種サービスの利用は無料ですので、ぜひ登録してみてください。
※ 公共職業訓練・求職者支援訓練の受講は、教科書代などが必要になります。
失業保険の申請にあたっては求職登録が必須になり、先に求職登録をしておくと、失業保険申請の当日の手続き時間が短縮できます。
実際の登録方法
ハローワークでの求職登録には、以下の2つの方法があります。
- ハローワーク窓口で登録
- ハローワークインターネットサービスから登録
登録方法の詳細について、一緒に見ていきましょう。
ハローワーク窓口での登録方法
ハローワークの窓口で、求職申込書を記入して登録する方法です。
登録の流れは以下のとおり。
ハローワークに行く
窓口で登録する場合は、まずはハローワークに行きます。
必要な持ち物は特にありませんので、手ぶらで大丈夫です。
ハローワークの開庁時間は平日(月~金)8:30~17:15で、土日祝日は閉庁しています。
一部、土曜日も開庁したり平日開庁時間が長いハローワークもあります。
以下のURLから確認してください。
窓口の利用時間について
⇒ 厚生労働省 ハローワーク ハローワークの職業相談・職業紹介のご利用時間のご案内 hw_info.pdf (mhlw.go.jp)
土曜日開庁・平日開庁延長しているハローワークについて
⇒ 厚生労働省 ハローワーク サービス提供時間延長実施施設 h24_enchoshisetsu_itiran.pdf (mhlw.go.jp)
受付で職員に求職登録したい旨を伝える
各ハローワークには受付が設置されていますので、受付の職員に「求職登録に来ました」と伝えてください。
事前に確認する事項の案内や、登録手続きの案内があります。
話を聞いて、求職申込書をもらってください。
事前に確認する事項としては、各ハローワークごとに違いがありますが概ね以下の内容です。
- 失業保険の申請はしないか
- 登録時点で学生ではないか
- 専門の窓口を希望していないか(障害者手帳を所持している場合など)
求職申込書を記入する
求職申込書に必要事項を記入してください。
筆記用具は、記入台に置いてあるか受付でもらえます。
求職申込書の記入方法は以下のURLから確認できます↓
厚生労働省 求職申込書の書き方 kyuusyokumousikomisyonokakikata202203.pdf (mhlw.go.jp)
記入箇所は全部記入する必要はありません。
書いていただけるとありがたいですが、わからなければ書ける範囲で大丈夫です。
求職申込書【表面】
求職申込書【裏面】
窓口に求職申込書を持って行く
記入した求職申込書を持って、窓口に行きます。
窓口の呼び出しは各ハローワークによって違いますが、多くは、発券機で番号札を引いて番号順に呼ばれます。
どこの窓口に行くのか、どうやって待つのかは初めの受付で聞いておきましょう。
職員が求職申込書の内容を確認・登録
窓口で呼ばれたら、求職申込書を窓口の職員に提出し「求職登録に来ました」と伝えてください。
職員が求職申込書の内容を確認し、登録作業を行います。
内容の確認で、職員からいくつか質問することがありますので、率直に答えてください。
登録作業自体は4~5分で終了します。
その後、ハローワークの利用方法の説明がありますので話を聞いて登録完了です。
お疲れさまでした。これで登録は完了です。
仕事探しの質問など、聞きたいことがあればついでに窓口で聞いてみてください。
ハローワークインターネットサービスからの登録方法
ハローワークインターネットサービスから登録する方法です。
インターネットサービスからの登録は、「ハローワークマイページの開設」を行うことで完了します。
登録の流れは以下のとおり。
以下のURLから登録可能です。
ハローワークインターネットサービス マイページを開設して求職申込
ハローワークインターネットサービス – 求職者マイページアカウント登録 (mhlw.go.jp)
メールアドレスの登録・利用規約等の確認
まずは、ハローワークインターネットサービスの該当箇所から登録の画面に入ります。
登録画面に入ると、登録の流れが書いています。
サッと内容を読んでおいてください。
画面の下に進むと、メールアドレスの入力画面と、プライバシーポリシー・利用規約の確認画面が出てきます。
メールアドレスを入力し、プライバシーポリシー・利用規約を確認してください。
- 「プライバシーポリシー」「利用規約」に同意します。
- 中学・中等教育学校・高等学校(~)ではありません。
登録には、上記の2つに該当するか確認し、チェックを入れる必要があります。
このうち、「プライバシーポリシー」「利用規約」に同意します。にチェックを入れるためには、プライバシーポリシー・利用規約を、最後までスクロールする必要があります。
必ず最後までスクロールしてください。
パスワードの登録
メールアドレスの入力、利用規約等の同意・学生に該当しないことの確認後、右下の「次へ進む」を押すと、パスワード登録画面になります。
パスワードは自身で決めて設定します。
ただし、セキュリティの観点から一定のルールがありますので、そのルールに則ったもので設定してください。
パスワードのルール 半角数字、英字、記号のすべてを含む8桁以上32桁以内
パスワードを設定するときに、一緒に認証キーを入力します。
認証キーは、先ほど登録したメールアドレスあてに届いていますので、確認してください。
(届くまでに数分かかります)
求職者マイページアカウント登録完了
パスワード、認証キーの入力が完了したら右下の「完了」を押すと、アカウント登録完了画面になります。
求職情報の登録
アカウント登録完了画面が確認出来たら、右下の「求職情報を登録」を押して、求職情報の登録に進みます。
登録する求職情報は、入力必須の必須項目と、入力が任意の任意項目の2種類あります。
必須項目の入力漏れがあると登録出来ないため、必須項目を中心に入力していってください。
氏名・住所の下に、求職情報公開の設定があります。
ここを「求職情報を公開する」で設定すると、「求職情報公開」のマークがついている求職情報が求人者(採用側)に公開されます。
求人者見られたくない求職情報がある方は、「求職情報を公開しない」を選択してください。
求職情報の入力画面はこんな感じです↓
入力項目にエラーがあるとき、以下のエラー画面が表示されます。
エラー箇所の入力・修正が必須の場合は、エラーが赤字で表示されます。
エラー箇所の入力・修正が必須でない場合は、エラーがオレンジで表示されます。
エラーが出た場合は、エラーの種類を確認して対応してください。
また、エラーメッセージはどこの入力が足りていないか教えてくれますので、エラーメッセージが出たときはエラー箇所を確認しておいてください。
入力必須でないエラーは無視して進めて大丈夫です。
また、ここで登録した求職情報はいつでも変更可能です。
入力必須のエラー
入力必須でないエラー
登録完了(求職者マイページの開設完了)
求職情報の入力が完了したら、以下の登録完了画面が表示されます。
これでいつでも、求職者マイページから自身の求職情報の確認が出来ます。
自身の求職者マイページには、ハローワークインターネットサービスから入って、「仕事をお探しの方」列のすぐ下の「求職者マイページにログイン」から入れます。
登録したメールアドレス・パスワードを入力してログインします。
お疲れ様でした。
ぜひ求人検索など各種サービスを利用してみてください。
窓口・ネット登録のメリット・デメリット
ハローワークの登録には、2つの方法があります。
どちらの登録がいいのか迷われる方は、それぞれのメリット・デメリットを確認してください。
私のオススメはネットからの登録です。
インターネットの利用が苦手でなければぜひネットから登録してみてください。
ハローワーク窓口登録のメリット・デメリット
窓口での登録には、以下のメリット・デメリットがあります。
登録はスムーズに行えますが、ハローワークに行く手間と待ち時間がネックです。
ネットが苦手な方は、窓口で登録をオススメします。
ハローワークの窓口の転職相談について、窓口利用のメリット・デメリットと上手な使い方を以下の記事で書いています。
参考にしてください↓
ハローワークインターネットサービス登録のメリット・デメリット
ハローワークインターネットサービスからの登録には、以下のメリット・デメリットがあります。
自宅で手軽に出来る反面、PC・スマホの操作に慣れていないと手こずります。
ネット利用が得意な方はネットからの登録をオススメします。
求職者マイページを開設すると、窓口に行かずにハローワーク求人に応募が出来ます。
詳細については以下の記事を参考にしてください↓
求職登録でよくある質問
求職登録時によくある質問について、以下に質問内容と回答を記載します。
- Q求職登録するハローワークに管轄はある?
- A
求職登録に管轄はありません。
求職登録は、自宅の最寄りでも、フラっと立ち寄ったハローワークでもどこでも可能です。
ただし、今後の窓口の利用を考えて、なるべく自宅近所のハローワークで行うのが無難です。
- Q一度登録した内容は変更できない?
- A
いつでも変更可能です。
希望職種など、登録時点のとりあえずの内容でOKです。
求人の希望条件・登録者情報(氏名等)は、いつでも変更可能です。
まとめ(締め)
以上、ハローワークでの求職登録方法について、以下の3点から解説しました。
- 求職登録とは何か
- 窓口・ネットからの求職登録方法
- 窓口・ネット登録のそれぞれのメリット・デメリット
まとめると以下のとおり。
ハローワークで求職登録すると、以下のサービスが利用可能。
- 窓口での職業相談
- 紹介状の発行
- 求職登録者限定求人の閲覧
- 求人の応募状況の確認
- 各種セミナーの受講
- 公共職業訓練・求職者支援訓練の受講
求職登録の方法は以下の2つ。
- ハローワーク窓口で登録
- ハローワークインターネットサービスから登録
それぞれの登録の流れは以下のとおり。
それぞれの登録方法のメリット・デメリットは以下のとおり。
窓口登録の場合
ネット登録の場合
ハローワークの有効活用に求職者登録は欠かせません。
サクッと登録して、どんどん利用していきましょう。
実りある転職になるよう祈っております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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