ハローワークに行かずに応募できる?直接応募と紹介状をもらうメリットとは

ハローワーク

この記事の想定読者

  • ハローワークの求人に応募したいけど、ハローワークには行きたくない方
  • ハローワークの紹介状がよくわからない方
  • ハローワークに行かずに応募する方法を知りたい方

ハローワークの求人で応募したいものが見つかったけど、

在職中だからハローワークにいけない…これだけで会社を休むのもな…

ファスタ
ファスタ

ハローワーク求人の求人でも

ハローワークに行かずに応募することができますよ。

ハローワークの求人は、ハローワークインターネットサービスから全国どこでも誰でも閲覧可能です。しかし、せっかく見つけた求人も、応募時の必須書類に「ハローワーク紹介状」と記載されていると応募をためらってしまいますよね。

実は、ハローワークの求人はハローワークに行かなくても応募できるものがあります。ハローワークに行かずに応募する方法は以下のとおり。

紹介状の発行を受けない応募方法
  • 企業に直接応募する
  • ハローワークインターネットサービスから直接応募する

ハローワークの求人には、紹介状を発行せずに応募することが出来る求人もありますが、紹介状を発行するメリットもあります。それは以下の2つのメリットです。

紹介状を発行するメリット
  • 採用されやすくなる(各種助成金など)
  • 再就職手当の対象に必須の場合がある

紹介状をもらった方がいい方、もらわなくてもいい方をまとめると以下のとおり

紹介状をもらった方がいい方
  • 各種助成金の対象になる方
  • 前職が自己都合退職で再就職手当の対象になりたい方
  • 電話やネットの利用が苦手な方
紹介状をもらわなくてもいい方
  • 各種助成金の対象にならない方
  • 前職が会社都合退職の方
  • 電話やネットの利用が得意な方

この記事では、ハローワーク求人への応募について、以下の3点を中心に解説します。

  • ハローワークに行かずに応募する方法
  • ハローワークに行って紹介状をもらうメリット
  • ハローワークに行って紹介状をもらった方がいい方、もらわなくてもいい方

ハローワークの紹介状をもらう方が有利な方もいます。各種制度についてわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ハローワーク求人へ応募したい場合はどうすればいいのか、応募してから選考までの流れはどうなるのか、詳細は以下の記事を参考にしてください↓

仕事探しに初めてハローワークを利用する場合については、以下の記事を参考にしてください↓

ハローワークの求人は誰でもすぐに見ることが出来ます。

以下のURLから検索してみてください↓

ハローワークインターネットサービス – 求人情報検索・一覧 (mhlw.go.jp)

ハローワークに行かなくても応募可能

回答 ハローワークに行かなくても応募可能 ただし、応募に紹介状必須の企業もある

結論から言うと、法律的には紹介状の発行は必須ではありません。紹介状の発行が無くても応募可能ですし、紹介状の発行を受けずに応募しても、法律で罰せられたり、ハローワークや企業から怒られたりすることはありません。(各法令に紹介状必須の記載がありません)

ただし、企業によっては紹介状がないと応募を受け付けてくれない場合もあります。応募に紹介状が必須かの判断は企業によりますので、どうしても紹介状の発行が受けられない場合は、応募先の企業に聞いてみてください。

紹介状の発行を受けない応募方法としては、以下の2つの方法があります。

紹介状の発行を受けない応募方法
  • 企業に直接応募する
  • ハローワークインターネットサービスから直接応募する

そもそもハローワークの求人応募しても大丈夫なのか?やばい求人の見分け方については以下の記事を参考にしてください↓

企業に直接応募

直接企業に電話を掛けたり、企業のホームページなどから応募する方法です。

直接応募の流れ
  • 電話・ホームページから企業に応募の意思を示す
  • 選考を受ける

ハローワークの求人票には、企業の採用担当者・部門の電話番号が記載されていることが多く、その電話番号に連絡して応募することが出来ます。また、ホームページがある企業であれば、採用ページを作成している場合がありますので、その採用ページから応募することも出来ます。応募連絡後は、各企業の選考フローに従って選考を受けます。

直接電話にて応募する場合は、以下の点に注意してください

  • 企業が忙しくない時間帯に電話する
  • 身元を明かしてから応募の意思を伝える
ファスタ
ファスタ

企業からすると、知らない人から急に電話がきている状態です。

最低限の礼儀に気を付けて、身元を明かしてから応募の意思を伝えましょう。

インターネットサービスから直接応募

ハローワークインターネットサービスの登録がある方は、インターネットから直接応募することが出来ます

インターネットから直接応募の流れ
  • ハローワークインターネットサービスの登録をする
  • インターネット自主応募可の企業に応募する

インターネットからの自主応募は、受付可の企業受付不可の企業があります。求人票での見分け方は以下の画像を参考にしてください↓

ファスタ
ファスタ

詳細なデータはありませんが、

体感としては自主応募受付可の企業は全体の1~2割ほどです。

ちなみに、厚生労働省の雇用動向調査(2022年)によると、年間の入職者全体のうち、ハローワークで紹介状を発行しての就職が15.2%、ハローワークインターネットサービスからの直接応募の就職は3%です。

ファスタ
ファスタ

ハローワークを利用した応募は、

「紹介状を発行して応募」がいまだに主流ですね。

インターネットサービスからの応募は、求職登録が必須です。求職登録の方法については、以下の記事を参考にしてください↓

パソコンから応募する場合

インターネット自主応募可で、応募希望の求人を見つけたら、「詳細を表示」をクリックしてください。

詳細画面の自主応募をクリックして応募画面に進みます。

応募先企業に間違いないか確認してください。

志望動機を入力します。志望動機は入力必須です。入力しないと応募できません。

選考に必要な書類をアップロードしてください。多いのは履歴書・職務経歴書です。デザイナー関連の職種の場合は、ポートフォリオの提出を求められることがあります。

最終確認です。応募先の企業に間違いないか確認してください。

確認出来たら、応募をクリックして応募完了です。応募先の企業から返事が来るのを待ちましょう。

スマホから応募する場合

パソコン応募と流れは同じです。自主応募可で応募希望の求人を見つけたら、「詳細を表示」をタップ。

詳細画面の自主応募をタップ

応募先企業の確認をしてください。

志望動機を入力。(必須です)

必要書類をアップロード。

最終確認画面です。間違いがないか確認してください。

確認できたら、「応募」をタップして応募完了です。

紹介状発行のメリット

直接応募できるなら紹介状っていらなくない?

ファスタ
ファスタ

紹介状を発行するメリットもあるんですよ。

紹介状を発行しなくても応募が可能であることはお伝えしましたが、紹介状の発行を受けるメリットが存在します。応募の際に紹介状を発行するメリットは以下の2つです。

紹介状を発行するメリット
  • 採用されやすくなる(各種助成金など)
  • 再就職手当の対象に必須の場合がある

紹介状があると採用されやすくなる(各種助成金など)

ハローワークの紹介を受けた(紹介状を発行した)求職者が就職すると、就職先の企業が各種助成金をもらえる場合があります(特定求職者雇用開発助成金・トライアル雇用助成金など)。同レベルの求職者2名から応募があったとき、助成金の対象になる方を優先して採用する可能性が高まります

また、ハローワークの紹介状の発行にはハローワークでの個人情報の登録が必要なため、ある程度身元が判明しているという点も採用されやすいポイントになります。

ファスタ
ファスタ

要は、「お金」と「安心感」が採用されやすくなるポイントです。

再就職手当の対象になるために必要な場合がある

給付制限がかかる方(自己都合退職など)は、ハローワークや民間の職業紹介機関の紹介就職でないと、再就職手当の支給の対象にならない期間があります。それが「給付制限期間の初めの1か月間」です。

この期間中に再就職するとき、ハローワークの紹介就職に該当するためには、紹介状の発行が必要になります。ハローワークの求人に応募しても、紹介状を発行しない応募(直接電話応募やインターネット自主応募)はハローワーク紹介に該当しません

ファスタ
ファスタ

「ハローワークの求人への応募が必要」ではなく、

紹介状を発行してハローワークの求人に応募が必要」ということです。

再就職手当の条件や申請方法については、以下の記事を参考にしてください↓

紹介状をもらった方がいい人もらわなくていい人

結局紹介状をもらった方がいいのかわからなくなってきた…

ファスタ
ファスタ

もらった方がいい人と、もらわなくてもいい人を分けると、

ざっくり以下のとおりになります。

紹介状をもらった方がいい方
  • 各種助成金の対象になる方
  • 前職が自己都合退職で再就職手当の対象になりたい方
  • 電話やネットの利用が苦手な方
紹介状をもらわなくてもいい方
  • 各種助成金の対象にならない方
  • 前職が会社都合退職の方
  • 電話やネットの利用が得意な方

紹介状をもらった方がいい方は、紹介状をもらって就職すると、国から給付金(国⇒応募者)や助成金(国⇒企業)がもらえる可能性がある方です。紹介状をもらわなくてもいい方は、もらっても特にメリットがない方になります。

直接電話は緊張する…

ネットで応募はよくわからない…

ファスタ
ファスタ

こういった方も、ぜひハローワークを利用してみてください。

紹介状をもらった方がいい方

前出のとおり、各種助成金の対象者や、自己都合退職後の再就職手当の対象になりたい方、もしくは自身で会社に連絡を取るのが苦手な方は、紹介状の交付を受けることをオススメします。各種助成金の対象者は、具体的には以下の方です。(代表的なもの)

各種助成金の対象になる方
  • 60歳以上で週20時間以上働いていない方
  • 母子、父子家庭で子供が成人していない方
  • 就職氷河期世代で過去5年以内に正社員で働いた期間がない方
  • 身体・知的・精神のいずれかの障害をお持ちの方
ファスタ
ファスタ

この他にも助成金の対象になる方はいます。

気になる方はハローワークで確認してみてください。

紹介状をもらわなくてもいい方

一方、紹介状をもらわなくてもいい方(=もらっても特にメリットがない方)もいらっしゃいます。具体的には以下の方です。

紹介状をもらわなくてもいい方
  • 各種助成金の対象にならない方
  • 前職が会社都合退職の方
  • 電話やネットの利用が得意な方
ファスタ
ファスタ

もちろん、もらってもメリットがないだけで、窓口に行けば紹介状はもらえます。

上記に当てはまる方でも、興味がある方はぜひハローワークを利用してみてください。

まとめ(締め)

以上、ハローワークの求人の応募について、以下の3点から解説しました。

  • ハローワークに行かずに応募する方法
  • ハローワークに行って紹介状をもらうメリット
  • ハローワークに行って紹介状をもらった方がいい方、もらわなくてもいい方

ハローワークに行かずに応募する方法は以下の2つ

紹介状の発行を受けない応募方法
  • 企業に直接応募する
  • ハローワークインターネットサービスから直接応募する

ハローワークに行って紹介状をもらうメリットは以下の2点

紹介状を発行するメリット
  • 採用されやすくなる(各種助成金など)
  • 再就職手当の対象に必須の場合がある

紹介状をもらった方がいい方、もらわなくてもいい方をまとめると以下のとおり

紹介状をもらった方がいい方
  • 各種助成金の対象になる方
  • 前職が自己都合退職で再就職手当の対象になりたい方
  • 電話やネットの利用が苦手な方
紹介状をもらわなくてもいい方
  • 各種助成金の対象にならない方
  • 前職が会社都合退職の方
  • 電話やネットの利用が得意な方

ハローワークの発行する紹介状は、就職に不安のある方の背中を押してくれるものです。自身で進んでいける方は、紹介状を発行する手間を省いてドンドン応募してください。

就職活動に不安のある方は、ぜひハローワークを利用してください。精一杯サポートさせていただきます。

以下の記事で、仕事探しにハローワークの利用をオススメする方を解説しています。参考にしてみてください。

実りある転職になるよう心から祈っております。最後までご覧いただきありがとうございました。

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