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この記事の想定読者
- 就職先にハローワーク求人を選んでも大丈夫か心配な方
- やばい求人に当たったことがある方
- やばい求人に当たらない方法を知りたい方
仕事探しで一番気を付けたいのは「やばい求人」に当たらないようにすることですよね。就職先が「やばい求人」の会社の場合、以下のような働き方になってしまいます。
ハローワーク求人には「やばい求人」が多いのか。結論から言うと、まともな求人が大半で、「やばい求人」はかなり少ないです。ただし、100%全ての求人が安全ではありません。「やばい求人」を避けるためには、以下の3つの方法を取ってください。
- 求人を見比べる
- 企業の口コミを見る
- 転職の専門家に聞く
この記事では、就職先にハローワーク求人を選んでもいいのか、選ぶと「やばい求人」について、以下の3点から解説します。
- ハローワーク求人は「やばい求人」が多いのか
- 求人媒体に「やばい求人」がある理由
- 「やばい求人」を避ける方法
ぜひ最後までご覧ください。
ハローワーク求人には「やばい求人」が多いのか
結論:まともな求人が大半で、「やばい求人」はかなり少ない
ハローワーク求人に「やばい求人」がほとんど存在しない理由は以下の2つ。
- 労働基準違反の企業は求人不受理になる
- 労働基準法違反の求人は受理されない
参考 厚生労働省 求人不受理について https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000602108.pdf” HYPERLINK “https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000602108.pdf”00/000602108.pdf
労働基準法に違反した企業については、求人の掲載が取りやめられ、一定期間ハローワークに求人が掲載されません。また、ハローワークに求人の申し込みをする段階で、その求人が労働基準法に違反している場合は求人が受理されません。
受付の段階でチェック機能が働いているので、大半はまともな求人です。
安心してご利用ください。
ただし、100%全ての求人が安全というわけではありません。以下に該当するなどの理由で「やばい求人」になってしまう場合もあります。
- 自身が応募した後に労働基準法違反が発覚する
- 求人内容と違う条件で雇用契約を結ぶ
面接や雇用契約時におかしいと感じたときには、各都道府県労働局に設置されている「総合労働相談コーナー」に連絡してみましょう。
各都道府県労働局には「総合労働相談コーナー」が設置されています。雇用・労働に関しての困りごとがある方は、ぜひ一度「総合労働相談コーナー」に聞いてみてください。
厚生労働省 総合労働相談コーナーのご案内 https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html
また、万が一、ハローワーク求人と実際の契約内容の相違があった場合は、「ハローワーク求人ホットライン」まで連絡してください↓
求人媒体にはほぼ100%「やばい求人」が存在する
ハローワークに限らず、どの求人媒体にもほぼ100%「やばい求人」は存在します。これは、求人媒体が行う求人チェックだけでは防ぎきれない現実があるからです。理由は以下のとおり。
求人票の内容は雇用契約の内容ではない
実は、求人票の内容はそのまま雇用契約の内容になりません。
参考 厚生労働省 確かめよう労働条件 https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/hanrei/shogu/different.html
これにより、本当は「やばい条件」なのに、求人票上は「いい条件」にしておき、実際の契約で「やばい条件」に戻すことが出来てしまいます。
※ 労働者が合意しなければ雇用契約は結ばれません
法律上、求人票は商品広告と似た取扱いです。企業は、求人票どおりの内容で雇用契約を結ぶ義務がありません。雇用契約の内容は、労働者と企業の話し合いによって決まります。
求人票が「月給30万円」でも、実際は「月給25万円」になることもある。
ということです。
「マンションのチラシ」をイメージすると理解しやすいです。
チラシには「場所」「部屋の間取り」「最低~円」とだけ書いてあり、「必ずその値段でマンションが買える」というものではありません。
あくまでも条件を提示しているだけなのです。
ただし、いわゆる「おとり広告」のような虚偽の求人については、職業安定法違反に該当し、処罰の対象になります。(職業安定法第65条の9 6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金)
一応罰則はありますが、
- 虚偽である証明が難しい
- 罰則が軽い
上記の理由で抑止効果は弱いです…
求人媒体は求人企業を指導監督できない
求人を掲載する求人媒体は、求人企業に対して指導監督が出来ません。
参考 厚生労働省 募集情報等提供事業の運営ルールが変わります(令和4年10月施行)https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000983825.pdf
「この求人はダメ!こうしなさい!」とは言えず、
「この求人だと受理出来ませんよ~」としか言えません。
就職後に「やばい求人」であることが分かったとき、求人媒体は「求人を掲載しない」・「新規求人を不受理」にすることは出来ても、「やばい条件をいい条件にする」指導監督は出来ません。
※ 労働基準法に違反している場合は、労働基準監督署に申し出ることで変更になることはあります。
求人受理の段階で、「本当に求人票の内容通りの契約が出来るか」の指導監督を行うことも出来ません。
結果的に、「やばい求人」を見つけるのは被害が出てからになってしまいます…
※一部求人については、事前に企業と求人条件を打ち合わせ、そのうえで掲載・受理している場合もあります。
「やばい求人」を避けるには
求人媒体には、ほぼ100%と言っていいほど「やばい求人」が存在しますが、出来れば「やばい求人」には当たりたくありません。「やばい求人」を避けるためにはどうすればいいのか。「やばい求人」を避ける代表的な方法は、以下の3つです。
- 求人を見比べる
- 企業の口コミを見る
- 転職の専門家に聞く
求人を見比べる
「やばい求人」を避ける方法の1つは、求人を見比べることです。求人を見比べると、求人の相場感を掴むことができ、「相場からかけ離れたやばい求人」がわかるようになります。求人を見比べて相場感をつかむために、以下の求人媒体に登録しましょう。
- 民間の求人媒体1~2つ
- ハローワーク
それぞれの求人媒体で、同じ条件で求人を検索し、見比べていきます。
求人を見比べるメリット
求人を見比べることで、「相場からかけ離れたやばい求人」がわかるようになります。どの世界においても、相場からかけ離れているものは、やばいものである可能性が高いです。分かりやすい例が「事故物件」や「利回りの高すぎる投資」などです。
求人の中にも、高すぎる給料・多すぎる休日・手厚すぎる福利厚生など、相場からかけ離れた求人が存在します。相場を知らないと「こんな会社もあるのか」と、明らかにおかしい条件を信じて応募してしまいます。
信じて応募した結果、
- ハラスメントが横行している
- 労働契約と実際の業務内容が違う
- 労働基準法皆無
のどれかになる可能性が高いです。
逆に、低すぎる給料・少なすぎる休日・福利厚生無しなど、劣悪な求人をおかしいと感じずに応募してしまうこともあります。
知らないと損をするのは、買い物も仕事探しも同じです。
求人をたくさん見ると、「この業界・職種・働く場所では、だいたいこれぐらいの条件になる」という相場感がわかるようになります。相場からかけ離れた求人を避けるだけで、やばい求人の確率はグッと下がります。
求人を見比べる方法
求人を見比べる方法について、オススメの方法は以下のとおりです。
- 民間の求人媒体1~2つとハローワークに登録
- 同じ条件を入力して求人を見る
- 希望の求人が多い求人媒体を重点的に使う
求人を探していくにあたって、重要になる条件は「職種」・「業界」・「給料」・「休日」・「働く場所」です。(もちろん人によって違う部分もあります)同じ条件を入力して、各求人媒体でどんな求人があるか見比べてみましょう。求人媒体を見比べていくと、自身の希望条件での求人の相場感が掴めます。
同じ条件の求人を確認した後に、条件を一つだけ変えて、どんな違いが出るのかも確認してみましょう。
より相場感が掴めますよ。
相場感を掴んだ後は、自身の希望に近い求人が多い求人媒体を重点的に使用して、仕事を探していきましょう。オススメは以下の3つです。
いずれも求人掲載数が業界最大級。
3つとも使用してもOKです。
登録する求人媒体は、職種や希望の年収の範囲でアレンジしてください。
企業の口コミを見る
「やばい求人」を避けるもう1つの方法は、企業の口コミを見ることです。昨今は、SNSや口コミ転職サイトなど、実際に働いている人から企業の内情を知る機会が増えています。企業の口コミからは、以下の2つの情報を知ることが出来ます。
- 求人票では書ききれない情報 ⇒ 業務遂行に必要な知識や経験・活躍できる人の特徴など
- 社内で働いている人から見た企業情報 ⇒ 福利厚生制度の取得状況・社内の雰囲気・人間関係など
「やばい求人」を避けるためには、以下の内容に言及している口コミを重点的に確認しましょう。
- 残業時間
- 人事・評価制度
- 休暇取得状況・産育休制度
- ハラスメント対策
企業の口コミ確認にオススメのサイトは以下の3つ。
いずれのサイトも口コミ数は業界最大級です。
企業の求人も確認出来ますので、ぜひ登録してみてください。
口コミを確認するSNSとしては、ブログやX(旧Twitter)、インスタグラム、LinkedInなどがあります。企業の口コミを確認するうえで、注意点が以下の3つ。
- 口コミはネガティブな発言が多い
- 口コミ内容が真実か確認出来ない
- 中小企業は口コミ数が少ない
口コミはネガティブな発言が多い
SNSや口コミサイトの口コミは、ネガティブな発言が多くなります。口コミサイトに登録する方は、転職を考えている方が大半です。転職を考えている状態で、自身の働いている状況をフラットに見ることは簡単ではありません。結果として、口コミがやや厳しめになってしまいます。
「ネガティブ発言が多くなる」と意識して、
自身の中でフラットな評価に変換しましょう。
口コミ内容が真実か確認出来ない
SNSや口コミサイトの口コミは、それが真実であるかの確認が出来ません。書き込むにあたり証明書などの提示は必要無く、口コミ内容の裏どりも行いません。明らかな誹謗中傷は掲載が見送られることもありますが、基本的には書き込まれた内容が真実かどうかにかかわらず掲載されます。
A社のライバル企業が、A社の評判を落とそうと悪い口コミを書いたり、企業に恨みを持った人物が嘘を混ぜて悪い口コミを書くことも考えられます。逆に、自社の評判を上げるために、企業が所属社員にいい口コミを書かせるかもしれません。
インターネットの大原則ですが、書かれている内容が全て真実とは限りません。
口コミ情報は、一つの参考情報として活用しましょう。
中小企業は口コミ数が少ない
中小企業は、働いている人数が少ないので口コミ自体も少なくなります。特に、小規模企業は口コミが全くないことの方が多いです。
中小企業に就職を考えている場合は、口コミ以外の戦略を取りましょう。
直接見に行くのが意外とオススメです。
転職のプロに聞く
ここまで、自身で「やばい求人」を避ける方法を解説しましたが、裏技として転職のプロに聞く方法があります。転職のプロは、これまでの2つの手法にすでに取り組んでいます。
- 求人をたくさん見て相場観を掴んでいる
- 就職した人や会社から話を聞いている
自身で探していくのが難しい方は、転職のプロに聞いてみてください。
オススメの転職のプロは以下の2つ
ハローワーク窓口の相談員に聞く
ハローワークの窓口では、転職相談が行えます。窓口の相談員は、求人検索を毎日行い、求人の相場感を掴んでいます。また、求人企業の過去の求人履歴・現在の応募状況を確認も可能であり、就職後の定着支援も行っています。
「やばい求人」を避けるための力は、しっかり身についています。
ぜひ窓口で相談してみてください。
窓口利用のステップは以下のとおり。
- 求職登録する
- 窓口で相談する
求職登録後、即日無料で窓口を利用出来ます。
ぜひ利用してみてください。
ハローワークの求職登録については、以下の記事を参考にしてください↓
ハローワーク窓口での転職相談については、以下の記事を参考にしてください↓
転職エージェントに聞く
転職エージェントに登録すると、専任のエージェントに相談しながら転職活動が行えます。転職エージェントも、ハローワークの相談員と同じように「やばい求人」を見抜く力があります。さらに、転職エージェントは、業界構造上「良い人材」「良い求人」しか残らないようになっています。
「やばい求人」を避ける一番手っ取り早い方法は、転職エージェントに企業を紹介してもらう方法です。
オススメの転職エージェントは以下のとおり。
今回オススメした転職エージェントは、いずれも業界でトップ3に入るような大手のエージェントで、求人数も転職支援実績も最大クラスです。
実績の多さ=ノウハウの多さ になります。
大手の転職エージェントはハズレが少ないのが強みですね。
昨今の転職エージェント業界は、年代・職種などに特化してきています。オススメの大手転職エージェントが合わなかった場合は、自身に合った特化型の転職エージェントを探してみてください。いずれの転職エージェントも利用料は無料です。
初めての転職であれば、リクルートエージェントの利用をオススメしています。リクルートエージェントとはどんな組織か、利用をオススメする人はどんな人かについての詳細は、以下の記事を参考にしてください↓
まとめ
以上、就職先にハローワーク求人を選んでもいいのか、選ぶと「やばい求人」について、以下の3点から解説しました。
- ハローワーク求人は「やばい求人」が多いのか
- 求人媒体に「やばい求人」がある理由
- 「やばい求人」を避ける方法
まとめると以下のとおり。
ハローワークの求人は、まともな求人が大半で、「やばい求人」はかなり少ないです。求人媒体にはほぼ100%「やばい求人」が存在します。その理由としては以下の2つがあります。
「やばい求人」を避けるためには、以下の方法が有効です。
- 求人を見比べる
- 企業の口コミを見る
- 転職の専門家に聞く
「やばい求人」に当たってしまうと、最悪、体と心が壊れてしまいます。まずは求人選びの段階で「やばい求人」はなるべく避けてください。万が一当たってしまった場合は、すぐに辞めて、一日でも早く関係を断ってください。
退職後の生活が不安な方は、以下の記事で退職後にかかるお金について解説していますので、参考にしてください↓
失業保険に関する記事も適宜更新していますので、ぜひ読んでみてください。
実りある転職になるよう祈っております。最後までお読みいただきありがとうございました。
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